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今日の言葉

恋愛(人間関係)、人生用に集めている言葉を、 脈絡なく 羅列していきます。 1999年度以降は、本を読む時間が減っているため、 更新頻度が下がっています。

(注意) このページの言葉は、本に載っている言葉、映画の台詞、人に言われた 言葉、自分で思ったことを、羅列しているものです。従って、すべてが 自分の考えではないので、言葉と言葉の間に多くの矛盾があることは 御了承ください。

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2007/9/14
いわゆる運の悪い人を見ていると、 もうすこしで目標が達成できる、 というちょっと手前で諦めることを繰り返している。 諦めて逃避すると確かにそのとき一時的には楽になるし、 失敗の責任を他に帰して自己正当化に逃げ込むことも容易です。 この一度あきらめて逃避したときの安堵感を経験してしまうと、 「あと、一息」というときにどうしても頑張れなくなってしまいますし、 そのとき自己を省みなければ向上も望めません。 逆に運の良い人は、 最終的に成功して達成感を味わうまでとことん頑張っている。 一度達成感を味わうとその充実感を期待して、 常に自省しどこまでも己を向上させながら頑張り続けられるものなのです。 初心者に、この「安堵感」か「達成感」か、 どちらを有効に経験させることができるか、 これは指導者の力量の大切な要素ではないかと思います。 「運を掴むまで諦めずに継続すること」 これが運の良い人が(無意識に)教え込まれた行動パターンの秘訣でしょう。

(入来篤史 著「研究者人生双六講義」岩波書店より。 これはまだレベルの高い話です。 学部レベルでは、 最初から逃避する学生への対応も考えなくてはいけませんね。 「苦労した上での成功のイメージ(達成感)」 をいかにつけさせるかが本研究室の重要なテーマです。 成功するまで努力を続けない学生には 少なくとも「卒業研究」の単位を出すべきではないでしょう。)


2007/9/8
成功する人は成功し続け、失敗する人は失敗し続ける。 これは不公平ではない。 成功し続ける人は成功するまで努力し、 失敗し続ける人は途中で努力をやめるからである。

(学生と保護者に言っていること。 単位を取得できている学生の中には徹夜してテスト勉強した、 という学生が相当数いるが、 単位を落している学生からは、徹夜で勉強したという声は あまり聞かれない。 ある保護者は 「本当に他の子はそんなに勉強しているのですか?」 と真顔で質問する。 普通は徹夜でテスト勉強をした、 という経験を持っているものだが。。。困ったものですね。 )


2007/9/6
できない原因を外に求めている限り、成長はしない。

(学生と保護者に言っていること。 「自分は馬鹿だからできない」 「環境が悪いからできない」「先生との相性が悪いからできない」 とか、言い訳をする人がいる。 「自分が馬鹿だからできない」というのは自分に原因があるように聞こえるが そうではない。これは、もっとも簡単な言い訳で 「自分は馬鹿だからできない」といった瞬間から努力しなくてもいいのである。 「自分は馬鹿」ということを認めるならば、 「自分は馬鹿だから人よりも何倍も努力する」というのが 当然である。「自分は馬鹿」と思う人に限って、 人と同じように(あるいはそれ以上に)遊んだり休んだりするものである。 また、どんな環境におかれても、できる人はできる。それは 人よりも何倍も努力しているからだ、ということを忘れてはならない。 まずは、1日12時間休みなく勉強(努力)をしてみたらいかが?) )


2007/9/6
仕事(正社員)とアルバイトの違いは、 アルバイトは時給でお金をもらうが、 仕事は成果に対して報酬をもらう。

(学生と保護者に言っていること。 学生だけでなく、 保護者の中にも「○○時間勉強やったから」「○○時間講義を聞いたから」 というアルバイト的な感覚で単位を要求する人がいる。 何時間働いたからでなく、どれだけの成果を出したかが重要である。 「何時間もかけて飛行機を整備したけど、整備不良で墜落した。 とっても働いたから自分には責任はないし、お金をもらうのも当然」 という整備士を許せますか?)


2007/9/6
「できない」というのは「できる」というより はるかに難しい。「できない」というためには あらゆる可能性が否定されなければならないからだ。

(普段、学生と保護者に言っていること。 「レポートや宿題ができない」という学生が増えた <最近では保護者までもが言う>が、 できている人がいるんだから、簡単に「できない」 と言うのはおかしい、と思う感覚が必要。)


2007/9/5
最後に自分を助けてくれるのは、自分で悩み、自分で考えた経験。

(普段、学生と保護者に言っていること。 教わったことに助けられる、と思いがちだが、 自分で悩んで後に教えられたことは頭に残るが、 ただ単に教わったことは頭には残らない。)


2006/9/3
いつまでもあると思うな親と金、 ないと思うな運と災難

(詠み人知らず)


2005/3/15
人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の 欠如によって再婚する

(フランスの劇作家、アルマン・サラクルーの言葉。 この言葉は他人事だと思っていたが、最近、実感するようになった。(^_^;)


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(minamoto@is.saga-u.ac.jp)